Philharmonia Schrammeln, Wien

Saturday, 14th May, 2005.
東京オペラシティコンサートホール
タケミツキネンメモリアル
18:00--20:30


フィルハーモニア・シュランメルン, ウィーン
2005 年ジャパン・プロジェクト

中嶋彰子, sop.
Peter Edelmann (ペーター・エーデルマン), baritone

Philharmonia Schrammeln, Wien (フィルハーモニア・シュランメルン, ウィーン)
Martin Kubik (マルティン・クービック), 1st vn.
Andreas Großbauer (アンドレアス・グロスバウアー), 2nd vn.
Hannes Moser (ハンネス・モーザー), cl in G.
Peter Pecha (ペーター・ペッヒャ), ボタン式ハーモニカ
Heinz Hromada (ハインツ・ヘロマダ), contra-guitar.

Johann Schrammel (シュランメル): Wien bleibt Wien (ウィーンはウィーン)
Josef Mikulas (ミクラス): Glasscherb’n Tanze (舞曲 「ガラスの欠片」)
Johann Schrammel: Was Österreich is’ (素晴らしきかなオーストリアは, デュエット)
Carl Michael Ziehrer (ツィーラー): Regentropfen (雨粒)
Johann Schrammel: Pester Polka (ペシュトのポルカ)
Carl Michael Ziehrer: Lieber Bismarck, schaukle nicht! (もう揺れないで, ビスマルク号!)
Robert Stolz (シュトルツ) du sollst der Kaiser meiner Seele sein (喜歌劇 「お気に入り」 より “君は我が心の皇帝”, soprano)
Ludwig Gruber (グルーバー): Es wird a Wein sein (きっと良いワインになるだろう!, デュエット)
Johann Schrammel: Wiener Herigentänze (ウィーン・ホイリゲ舞曲)
休憩

Philipp Fahrbach Jr. (ファーバッハ): Figaro-Polka (フィガロ・ポルカ)
Franz Paul Fiebrich (フィーブリッヒ): In der Faßbindergass’n (樽小径にて, デュエット)
Hermann Leopoldi (レオポルディ): I bin a stiller Zecher! (私は物静かな酒豪, baritone)
Johann Strauß II (シュトラウス II): Geschichten aus dem Wienerwald (ウィーンの森の物語)
Eduard Strauß: Die Biene (ミツバチ)
Franz Schubert (シューベルト): Valses sentimentales (感傷的なワルツ)
Franz Lehar (レハール): Potpourri aus “Die Lustige Witwe” (オペレッタ 「メリー・ウィドウ」 メドレー, デュエット)
Josef Schrammel: Antoinetten Polka (アントワネット-ポルカ)


いつ応募したのかも覚えていないが, 朝日新聞 「マリオン」 読者招待に応募しておいたら当たったのだった。 これが来たのは飲み会があった日の夜だったので, 翌日になってから彼女に連絡。 そしたら来るって言うから二人で聴きに行くことに。

Thursday, 12th May, 2005.


舞台下手に席が二つしつらえてあって, ワインなどおいてある。 カメラが数台置いてあるが, 何処で放映とかそういう情報はない。
その席には歌手の二人がずっと座っていて, 時折中嶋さんが曲の説明などをするのだった。 曲の演奏中はワインなどを飲んでいる模様。
ボタン式ハーモニカというのはアコーディオンにしか見えなかった。
Cl in G というのは高い音の出るクラリネット。 全体的に半音高く演奏するのだそうで, その為にこれが必要だとのこと。
Contra-guitar というのは初めて見たが, double neck の guitar で, 下の方は普通だが, 上の方はベースのように使用する低音の弦が張ってあるというもの。

カフェの音楽らしくて軽妙。 お話も軽妙で大変楽しめた。 部分的に Edelmann 氏も日本語を話した。

アンコール:
1. C. ローレンス: ウィーンの十八番 (おはこ) (Winer specialist と言っていたようだったが)
2. R. ジーチンスキー: ウィーン我が夢の街 (最初の方は日本語だった)
3. 高野辰之 ふるさと

帰ったら小雨が降っていた。


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