魅惑の Divertimento

Sunday, 3rd September, 2006.
サントリーホール 小ホール
19:00--20:54


魅惑の Divertimento 〜至高な夜をあなたに〜

萩原泰介 Br, 東埜裕子 pfte.

トスティ: 魅惑, 夢, 可愛い口元, 理想の人, 私に静けさを, 最後の歌。

Anonymous: 光指す窓辺
カルディッロ: つれない人 (カタリ・カタリ)
デ・クルティス: 帰れソレントへ

ヴェルディ: プロバンスの陸と海 (椿姫第二幕のジェルモンのアリア)

岩井奈美 M-s, 吉田衣里 pfte.

ロッシーニ: アヴェ・マリア, 別れ, 不安と涙の内に生まれて (「ラ・チェネレントラ」 のアリア)

ティリンデッリ: あなたへの思い, 見知らぬ女, けがれない
レオンカヴァッロ: これが運命! (「ラ・ボエーム」 のアリア)

Ensemble Spring (萱沼和巳 vn, 横山優子 va, 渡辺靖子 vc, 川杉ありさ Pf)

シューマン: ピアノ四重奏曲 op. 47 in Es-dur.

休憩は七分を二回。


先日, 次のような葉書が家に届いた。

ご招待

〜至高な夜をあなたに〜
魅惑の Divertimento

2006 年 9 月 3 日 (日) 18:30 開場 19:00 開演
サントリーホール小ホール
(南北線 「六本木一丁目」 駅 3 番出口徒歩 5 分/銀座線・南北線
「溜池山王」 駅 13 番出口徒歩 7 分)

出演 萩原泰介 (バリトン) 岩井奈美 (メゾソプラノ)
    アンサンブル・スプリング

◆プログラム◆

デ・クルティス/帰れソレントへ
ヴェルディ/オペラ 「椿姫」 より “プロヴァンスの海と陸”
ロッシーニ/アヴェ・マリア 別れ
シューマン/ピアノ四重奏曲作品 47 変ホ長調 ほか

* 以前新聞招待にご応募くださった方の中から抽選でご案内させていただきました。
* ご来場の節は本状を受付にお示しくださいませ。 本状で 2 名様までご入場できます (チケットとの引き換えはございません)。
* ご都合がつかない場合は, お知り合いの方に差し上げてもかまいません。 ご来場をお待ち申し上げています。

主催: 国際芸術連盟

〒160-0022 新宿区新宿 1-34-8 新宿御苑前ビル 2 階
TEL 03(3356)4033/FAX 03(3356)5780
http://www.jila.co.jp/ music@jila.co.jp

因みに料金は全席自由で 3,500 円 (6 月 1 日発売) だそうである。


一寸体調が優れなかったが, せっかくの無料招待なので行ってみた。

時間が中途半端なので, 少し早めに行って, ホール前の Subway で妻とサンドイッチを食べる。 紅茶を頼んだのに, 何故かコーヒーが出てきて大変困る。

大ホールの方が 18:15 から開場で, それにあわせてもう既に開場していた模様。 何故かプログラムは僕の分, 一部だけしかもらえない。 中途退出の際には, チケットかプログラムを持って出ろといわれたが, これじゃぁ途中退出するわけにもいかない。 まぁ尤も途中退出なんてしないが。

聴衆は六割位の入りか? この後も入って来たりするので, 最終的にはもう少し入っていたような気がする。

[Br] --19:35

カジュアルな格好で登場。 拍手を貰うたびに合掌しているのに一寸違和感を感じる。

最初の方は声量が足りないと思ったが, まぁまぁ。 歌い方に荒さが見られる。

三曲目の 「可愛い口元」, と最後の三曲が良かった。

[M-S] --20:15

衣装が派手。 伴奏が上手い。 ロッシーニの後 pfte の独奏あり (曲名不明)。 これは tr で一寸失敗。

歌は最初はどうかと思ったが, 段々良くなってきた。 とはいえ, 息漏れを感じる。

ティリンデッリの 「あなたへの思い」 は面白い。 が 「不安と涙の内に生まれて」 はミス目立つ。 レオンカヴァッロ 「これが運命!」 は曲が面白い。

[Ensemble Spring]

最初の pp がひどくてどうなっちゃうかと思ったが, 段々普通になって一安心。 全体的には鋭さに欠ける。 3rd Mvt 良い。 vn の二の腕がプルプルしていて気になった。

家に帰って直ぐ寝たが, 睡眠不足でその後色々大変だった。


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