Saturday, 27th September, 2003.
ピラミッドというと, エジプトのあれ, 特にクフ王のものといわれるギゼーのピラミッドが有名だが, 数学用語 (日本語ではなく英語の) pyramid というと, それは三角錐とか四角錐とかいうときの 「錐」 のことである (因みに日本語の 「錐」 は文字通り板などに穴を開ける大工道具のキリの事である)。
実はピラミッドのことを書きたかったわけではなくて, 文化祭の所謂 「アーチ」 に作られていたものがあまりに素晴らしかったので, 数学用語にかこつけてこういう page を作ったのである。 実はこれらは完成品ではなくて, 最初の写真の上の所に 「藤工祭」 という赤い文字が入るのが完成品である。 良く見ても分からないと思うが, 実は制作者である建設科 3 年 2 組の生徒達の名前が板に彫ってある。 建設科の 2 組というのは建築コースで, 他に土木コース, 建設コースというのがある。
足の四隅の所にライトがあるのが一寸だけ見えるがお分かりになるだろうか?
ところで, 文化祭で屡々こういう作品が作られるが, 殆どは多分アーチではなくて門だと思うのだがどうであろうか。 アーチとかヴォールトというものは構造的に違うのでは?
最初の三つは 26 日の朝に写したもので, これは 27 日の朝に写したもの。 「藤工祭」 の字が入っているが, 同日の夕方に見たら, この文字が横書きになっていた (丁度 祭 の字の当たり)。 あんまり何枚も撮ってもしょうがないので, もうこれ以上撮らないが想像してください (^_^;
尚, この作品は Saturday, 25th & Sunday, 26th October, 2003. に, 横浜大桟橋国際客船ターミナル CIQ プラザで行われる 「人と環境にやさしい 家具, 畳, 襖フェア --- 建具・畳・襖の匠職人, ハイテク企業, デザイナー, アーティストのコラボレーション」 の zoning 3 木とのふれあいに展示されることとなった。
Wednesday, 22nd October, 2003.
そのあともいくつかの所にこの作品が貸し出されていた。
その一つ:
ひとにかがやき, まちにかがやき Fantasy かわさきインナイト 2003
学生参加オブジェ
「夢に向かって...」 県立藤沢工科高等学校
四つの光 「笑顔」 「感動」 「友情」 「自立」 が, ピラミッドの頂点 「夢」 にむかって一つになっている様子。
協賛/高広木材株式会社