Aida アイーダ

Saturday, 17th November, 2001.
グリーンホール相模大野
18:00 -- 20:55.

Giuseppe Fortunio Fancesco Verdi (1813 -- 1901)

Aida

Text (French フランス語原作): Camille du Locle, based on an original idea of August Mriette Bey (オーギュスト・マリエット・ベイの原案に基づくカミーユ・クローデル).
Libretto (台本) : Antonio Ghislanzoni (アントニオ・ギスランツォーニ)

First Perfonmance on the 24th December, 1871, in Cairo

Aida (アイーダ, エチオピア王女): Simona Zambruno (シモーナ・ザンブルノ)
Amneris (アムネリス, エジプト王女): Jiřina Přívraská (イジナ・プシーブラツカー)
Radames (ラダメス, エジプト軍将軍): Nikolaj Višnajakov (ニコライ・ヴィシュニャコフ)
Amonasro (アムナスロ, エチオピア王): Johannes von Duisburg (ヨハネス・フォン・デュイスブルク)
Ramfis (ラムフィス, 祭司長): Jurij Kruglov (ユーリ・クルグロフ)
Gran Sacerdotessa (巫女の長): Maria Tkadlčíková-Haan (マリア・トカドルチコヴァー=ハーン)
The King (エジプト王): Milan Burger (Bürger ? ミラン・ビュルガー)
The Messenger (使者): Lubomír Havlák (ルボミール・ハヴラーク)

Conductor: Geogio Croci (ジョルジオ・クローチ)
General Director: Peter Selem (ペタル・セレム)

Státnì Opera Praha (プラハ国立歌劇場)


この日は生憎の曇り。 前日が非常に暖かかったのに比してこの日の寒さが身に染みる。 この日もいつもの可愛いお嬢さんと鑑賞。 ほぼ二ヶ月ぶり。

駅前では大きな Christmas tree が日本飾られていた。 赤を基調とした飾りのものと青のもの。 木自体は白い。 彼女は青い方がお気に入りだそうだ。 ホール前のデパートではクリスマス商戦が始まっており, Christmas ornaments やら来年の calenders やらが売られていた。

今回の席は一階の一番後ろの一番左端。 二階席が被さってきているので, 結構近所の観客の出す noise が反射してきてうるさい。 しかし一番端だから荷物を置いたりするのにはとっても便利だった。

第一幕第一, 二場; 第二幕第一, 二場 18:00 -- 19:25

短い序奏のあと, すぐ幕開け。 ややあった後, 有名な 「清きアイーダ Celeste Aida」 が歌われる。 こんなに早く歌われるのだったかと一寸びっくり。 あんまり有名な人でない所為か, エンジンがかかっていないのか最初不安定で声も小さくて不安になるが, あとではちゃんともちかえした。 アイーダも一寸最初不安になった。 寧ろこの二人よりも, アモナスロやランフィス (神官) やエジプト国王の方が安定して響きが良かった。 Amneris は場合によっては主役よりも良かったかもしれない。

第二幕の第一場での Amneris の侍女たちの合唱は, 私の持っている LD でもオケと出だしがずれていたが, ここは難しいらしくやっぱりずれていた。 第二場は有名な凱旋行進曲が出るところだが, 非常に残念なことに, 合唱陣の厚みに欠ける。 (この日の公演では出ていないが) José Cura を呼ぶのに金がかかりすぎたのではないかと密かに疑っている。 しかし何と言っても Aida 全幕中最も盛り上がるのがこの第二幕第二場 (第一場もなかなかいいが) なので欠点はあったもののやはりここが一番良かった。

《20 分休憩》

休憩の間トイレに行ってみて驚いたが, ここのトイレというものは, 最初から男用の個室の方は区切りを入れて, 別の入り口から女性客を入れられるように設計してあるので, 3 階のトイレを除いて, 全てそのようにしてあった。 それでもものすごい行列で, 連れもやっと休憩時間中に行ってこれたという感じだった。

連れがパンフレットの登場人物紹介が面白いと言っていたので, その面白いところを一寸紹介する。

ラダメスから: 彼のアリア <浄きアイーダ> はヴェルディのシュトルツへの愛の歌なのは明白だが, それだけに単にポーとなっているだけで切実感がない。 美しい曲だがただそれだけで, あとは何もない。 主役の割には本格的な聴かせ所が少なく (後略)。

第三幕, 第四幕第一, 二場 19:45 -- 20:55

第三幕冒頭近くで, 長い Aida の aria 「我が故郷 Oh, patria mia」 が歌われる。 良く考えてみると, Aida には結構良い aria があるのに有名なのは 「清きアイーダ Celeste Aida」 「勝ちて帰れ Ritorna vincitor !」 と 「エジプトとオシリスの神に栄光あれ (凱旋行進曲)」 位である。 不思議なことだ。

第四幕の Amneris の歌は結構聞きどころがある。 最後は墓の中の幸福な --- しかし死に向かっている --- 二人と, 墓の上の絶望に打ちひしがれた --- しかし生に留まっている --- Amneris の対比で静かに終る。

この日のオケは全般的に静かな印象。 もっと音量を出してもいいかと思った。

あんまり関係ないが, banda の為だと思うが, 指揮者を正面から撮っているカメラがあった。 最初は記録でも取っているのかと思った。 オケピにマイクが立っていたのも同じ理由かもしれない。


2001 年のコンサート鑑賞記録の目次
HOME