Sunday, 5th June, 2005.
文京シビックホール
14:00--ca. 16:45
Guiseppe Verdi (ヴェルディ, Itaria, 1813 -- 1901)
La Traviata (椿姫, 直訳すると 「道を踏み外した女」)
Libretto: Francesco Maria Piave (台本: ピアーヴェ)
原作: Alexandre Duma, fils (アレクサンドル・デュマ・フィス)
La Dame aux Camélias (椿を持つ女)
Antonello Allemandi (アントネッロ・アッレマンディ), 指揮
栗山昌良, 演出
東京フィルハーモニー交響楽団
Violetta Vallery (ヴィオレッタ・ヴァレリー): 佐々木典子, soprano
Alfredo Germont (アルフレード・ジェルモン): 井ノ上了吏, tenor
Geortio, Germont (ジョルジオ・ジェルモン, 父): 直野資, baritone
Flora Bervoix (フローラ・ベルヴォア): 堪山貴子, mezzo soprano
Gastone, Visconte di Letoiéres (ガストーネ, レトリエール子爵): 小林大作, tenor
Il Barone Douphol (ドゥフォール男爵): 久保和範, baritone
Il Marchese D'Obigny (ドビニー侯爵): 峰茂樹, basso
Il Dottor Grenvil (グレンヴィル医師): 高橋啓三 Annina (アンニーナ): 三橋千鶴, soprano
ジュゼッペ: 伊藤俊三
仲介人: 笹倉直也
曇りのち晴れ。 雨の予報だったが結局降らなかった。
彼女のリクエストでとったので, 彼女とホール前で待ち合わせ。
ちゃんと 「駅すぱあと」 で調べていったのに, 先ず電車を一本逃し 10 分遅れ。 更に途中で電車の待ち合わせがあり 5 分遅れ。
そういうわけで結局待ち合わせの時刻に五分遅刻。 彼女を少し心配させてしまった。
文京シビックホールは初めてだったが, ロビーは割りに明るくていい感じ。 ところが何故かホールの中は暗い。 幕の所に, 例によって La Traviata
という文字と椿の絵が投影してある。 客の入りは八割程度? 割りに空席あり。
2ch の 「【国産】二期会・藤原【歌劇】」
スレッドに拠ると, 指揮最悪とのことだったが, 悪いのは指揮じゃないと思う。
舞台は例によって古典的。
佐々木さんは有名な 「花から花へ」 が一寸ごまかしてあって残念。 だがそれ以外は良かったように思われる。 オケは何故か遅れる, vn だけとか fl (?)
だけとか。 歌手が遅れるなら分かるが, オケのパートが遅れるとはどういうことなのか? これが指揮の所為ということなのか?
ロビーに水谷豊からの花束があった。
序曲の時に最後を暗示させるように舞台で Violetta が佇んでいる。
二幕冒頭で本物の犬が登場。
二幕の途中の暗転三分というのは長すぎる感じがする。
二幕終りで端役の人々のカーテンコールあり。
最後はやはり途中で cut したらしい。
彼女には満足していただいた模様。
二期会が十一月にやるという 「さまよえるオランダ人」 にも興味を持ったようだ。 いつがいいかなあ。