Monday, 24th April, 2000.
大きい数と小さい数の読み方。
小泉袈裟編著「図解 単位の歴史辞典」, 柏書房, 1989による読み方 (10-24 以下はこちらを参照した)
1068 | 無量大数 |
1064 | 不可思議 |
1060 | 那由他 |
1056 | 阿僧祇 (あそうぎ) |
1052 | 恒河沙 (こうがしゃ) |
1048 | 極 (ごく) |
1044 | 載 (さい) |
1040 | 正 (せい) |
1036 | 潤 (かん) |
1032 | 溝 (こう) |
1028 | 穰(じょう) |
1024 | し (禾の右側に弟の上の方が欠けたような字を書くが, JIS漢字にないので表記できない) |
1020 | 垓 (がい) |
1016 | 京 (けい) |
1012 | 兆 |
108 | 億 |
104 | 万 (萬) |
103 | 千 |
102 | 百 |
10 | 十 |
10-1 | 分 (ぶ) |
10-2 | 厘 (りん) |
10-3 | 毛 (もう) |
10-4 | 絲 (し) |
10-5 | 忽(こつ) |
10-6 | 微 (び) |
10-7 | 繊 (せん) |
10-8 | 沙 (しゃ) |
10-9 | 塵 (じん) |
10-10 | 埃 (あい) |
10-11 | 渺 (びょう) |
10-12 | 漠 (ばく) |
10-13 | 模糊 (もこ) |
10-14 | 逡巡 (しゅんじゅん) |
10-15 | 須臾 (しゅゆ) |
10-16 | 瞬息 (しゅんそく) |
10-17 | 弾指 (だんし) |
10-18 | 刹那 (せつな) |
10-19 | 六徳 (りっとく) |
10-20 | 虚 (きょ) |
10-21 | 空 (くう) |
10-22 | 清 (せい) |
10-23 | 浄 (じょう) |
10-24 | 阿頼耶 |
10-25 | 阿摩羅 |
10-26 | 涅槃寂靜(ねはんじゃくじょう) |
SI 接頭語 (岩波理化学辞典第五版)
1024 | ヨタ | yotta | Y | ? |
1021 | ゼタ | zetta | Z | ギリシャ文字 ε の次だから。 |
1018 | エクサ | exa | E |
ギリシャ語の六 (1018 = (103)6 だから) (hex, ‘έξ). |
1015 | ペタ | peta | P |
ギリシャ語の五 (1015 = (103)5 だから) (pente, πέντε). |
1012 | テラ | tera | T |
ギリシャ語の「怪物」(teras, teratos, τέρας) |
109 | ギガ | giga | G |
ギリシャ語の「巨人」 (gigas, γίγας). |
106 | メガ | mega | M |
ギリシャ語の「大きい」 (megas, μέγα˘ς) |
103 | キロ | kilo | k |
ギリシャ語の千 (chilioi, χίλιοι). |
102 | ヘクト | hecto | h |
ギリシャ語の百 (hecaton, ‘εκατόν). |
10 | デカ | deca | da |
ギリシャ語の十 (δέκα˘). |
10-1 | デシ | deci | d | ラテン語の「十分の一」 (decimus). |
10-2 | センチ | centi | c | ラテン語の百 (centum). |
10-3 | ミリ | milli | m | ラテン語の千 (mille). |
10-6 | マイクロ | micro |
μ |
ギリシャ語の「小さい」(micros, μι¯κλός). |
10-9 | ナノ | nano | n | ラテン語の九 (nona) ? |
10-12 | ピコ | pico | p |
フランス語の「点」 (pic) ? 因みにイタリア語の「小さい」はpòco. |
10-15 | フェムト | femto | f | スカンジナビア系言語の十五 (femten). |
10-18 | アト | atto | a | スカンジナビア系言語の十八 (atten). |
10-21 | ゼプト | zepto | z | zetta に合わせた。(偶然にして七 septo に音が近い)。 |
10-24 | ヨクト | yocto | y | yotta に合わせた。 |
語源について部分的に三省堂 カレッジクラウン英和辞典を参照。ギリシャ語は A Lexicon abridged from Liddell and Scott’s Greek-English Lexicon, Oxford を, イタリア語は小学館 伊和中辞典を参照した。
以前は 「キロきょろとヘクトとデカけたメートルがデシに追われてセンチミリミリ」 等と言って覚えたものである。
世の中の人は不思議なことにどう考えても不必要と思えるような数にまで名前をつけている。どの辞書にも出ているような大きな数は多分 centillion (アメリカで 10303, イギリスで 10600 ) であろう。ところが英語には googol = 10100 という単語と googolplexところで googol は三省堂のカレッジクラウンによれば E. Kansner というアメリカの数学者の造語 (1955) と出ているが, 早稲田大の鈴木晋一氏によると G. Gamow (ガモフ) の造語であるという。
尚, グラハム数というのも無茶苦茶大きい数である。
さて, 英米の大きな数は (最近は) 1000n で変化していくのであるが, 最初の方は辞書にも出ていて (何処まで出ていたか忘れたが), thousand, million, billion, trillion, quadrillion, と続いていく。この調子で行くと次のようになる: quintrillion, sextillion septillion, octillion, nonillion, decillion, undecillion, duodecillion, tredecillion, quattuordecillion, quindecillion, sexdecillion, septdecillion, octdecillion, novemdecillion, vigintillion, unet-vigintillion, duo-et-vigintillion, tres-et-vigintillion, quattuor-et-vigintillion, quinque-et-vigintillion, sex-et-vigintillion, septem-et-vigintillion, duo-de-trinquintillion, undetringitillion, trigintillion, unet-trigintillion, (中略) duo-de-quadragintillion, undequadragintillion, quadragintillion, (中略) quinquagintillion, ..., sexagintillion, ..., octogintillion, ..., decemdecentilion, ... centillion, ......
これらは, ラテン語の数詞からきているので, 以下, ラテン語の数詞のみを紹介する。例えば octaginta から octagintillion を作るという類: (decemdecentum, centum が元で, この次が) ducentum, trecentum, quatercentum, quinquiens centum, sescenti centum (sexcenti centum), septingenti centum, octingenti centum, centum-de-mille, mille.
もっと続ければ続けられるのだろうが, 私の能力ではもう限界である。
ここによると 210 の事を Ki と表記するようである。 読みは kibi で kilo of binary の略らしい。
同様にして Mi mebi, Gi gibi 等と続く。
Saturday, 24th September, 2011.