昼どきクラシック Xmas スペシャル

Tuesday, 23rd December, 2003.
横浜みなとみらいホール
15:00 -- 16:15


Afternoon Concert

ヘンデル: 「メサイア」 より "ハレルヤ・コーラス", 昼どき合唱団
グリーク: 劇音楽 「ペール・ギュント」 より "山の魔王の洞窟にて", with dance (劇団 Y.P.A.)
チャイコフスキー: 「ロココ風の主題による変奏曲」, 迫本章子, vc.
ラルソン: コンチェルティーノ集より第七番, 倉田寛, tromb.
サラサーテ: ツィゴイネルワイゼン (マリンバ版), 藤本隆文
尾花輝代允: 「赤毛のアン」 より "おかあさん", 中嶋彩佳
クリスマスメドレー, 昼どき合唱団, 赤い靴ジュニアコーラス

神奈川フィルハーモニー管弦楽団
昼どき合唱団
赤い靴ジュニアコーラス

指揮とお話: 尾花輝代允


みなとみらいホールから来る, DM にあったので, 購入。 なんと 「新春特別プログラム」 と合わせて買うと, (Xmas の方は元から単価 \1000 だが) 各 \1000 になる (新春の方は単価 \2000) というので, 発売日にわざわざみなとみらいホールまで行った。 さすがに安いだけあって, 発売日初日の 18:00 頃だったが既に良い席はとられていた。

ついでにいつも名前が間違っていたのを注意しておいた。 次回からちゃんと直っているだろうか。

Monday, 20th October, 2003.

Monday, 27th October に, 再びみなとみらいホールから DM が来た。 言ったかいがあってちゃんと名前は直っていた。 よしよし (^o^)。

その中の 「音どけナビゲーション/2003.10.24 Yokohama Minato Mirai Hall News」 というのの最後に次のような一文があった:

◎お詫び 去る 10 月 20 日の昼どきクラシック発売日には, たくさんのお申し込みをいただき誠にありがとうございました。 当日は大変な混雑となり, 長い時間チケットセンター前でお待ちいただいた方々, またお電話がつながらなかった方々には心よりお詫び申し上げます。 今後の発売方法につきましては, 再検討の上改めてお知らせします。

これから, 朝から (チケットセンターが開いているのは 10:00 -- 1900, 電話予約は 10:00 -- 18:00) かなりの人が押しかけたらしいことが分かる --- 私は 18:00 頃だったので, それほどは混雑してはいなかったが。 文中の 「今後の発売方法」 というのが良く分からないのだが, 割引セット券の販売方法を考えるというのか, それとも, 昼時クラシックの Xmas スペシャルと新春特別プログラムの単券の販売方法を考えるというのかどういうことなのだろう。 「改めてお知らせする」 ということだから後者の方だろうか。 そういえば, 本来, 割引セット券は Friday, 31st October 迄販売する予定だったはずだ。 多分売り切れてしまったのであろう。 ということは単券自体が存在していない (売り切れ) ということがあり得る。 最初から割引セットの数を制限するということなのかもしれない。

Monday, 27th October, 2003.


晴れ。 桜木町の方に行くのは珍しいことなので, ついでに音楽堂の方に寄って, Isserlis の方の ticket も購入。 その後, みなとみらいホールの方に行くが, 丁度 12:30 からの回が終わったらしく人が沢山やって来る。 チケット売り場も人が一杯で, かねてから予定していた横浜市招待国際ピアノ演奏会のチケットを買うのに大分並ぶ。 前回いっぱい出ていた傘立ては雨の日だけ出してくるのだということを今更ながら知る。 Singing Tree の design が微妙に変わっていた。 「昼どきクラシック」 で経費を安く上げる所為かクロークが使えない。 Queen's Gala New Year 2004 The Buydapest Operetta Theatre Gala Concert のチラシに A (招待) とか B (優待) とかのスタンプが押してあるとクリスマスプレゼントであるという。 が当たらない。 まぁそんなもんだ。

ホール内に入ってみるとオケがなんだか左の方に寄っている。 P 席にも人が入っている (同じ値段なのに気の毒なことだ)。 Org. のコンソールに電気が灯っている。 ということは使うのか? にしては独奏者が書いていない。 いつもこうだったのかなと思う。 オケのパーカスにドラムセットと tubler bell が見える。 一つ前の席の人が 「五時間並んでとった席だ」 というのが聞こえる (「新春特別プログラム」 の方は私よりもずっと良い席が取れているようだ)。 しかし, 23 列でも中央付近ならなかなか良い席である。

14:59 合唱団入場。 15:00 オケ入場。 vn 4 プルト半。 vc 4, va 4, CB 2.

当日券なしであるというのに私の左二つが空席。 コンサート前に別れた couple なのであろうかと, 想像をたくましくする。

Org. 独奏で開幕。 なかなかよく聞こえる。 合唱には若干迫力が足りない (power 不足)。

ペール・ギュントになると, 一列目から dancers が舞台上に上がる。 黒に緑という衣裳。 山猫の踊り風。 Dance の為か tempo 緩め。

ここで最初の talk. 「この間正月だと思ったら」 というと, 笑いが起こる。 途中入場多数。 この間に合唱退場。 赤い服を着た organist 退場と共に vc 登場。 白いドレス。

チャイコフスキー演奏中に咳が多い。 もっと歌い上げても良い気がしたが, 抑制が効いた良い演奏。 あまりにも咳込が多いので soloist 気の毒。 客席 manner 悪すぎ。 指揮者がこの人だけ誉めてなかったなぁ。 何でだろう。 他の二人は身贔屓か? この曲は 1876 年の当時のチェロの名手フィツェンハーゲンに捧げられている。

Tromb. 1st Mvt. いきなり難しそう。 2nd Mvt. 時折混じる不協和音が素敵。 3rd Mvt. 速い passage が難しそう。 技巧はあるが, あんまり面白くないかも。 この曲は 1908 年生まれのスウェーデンの作曲家ラルソンの全 12 曲のコンチェルティーノ中の第七曲目。

サラサーテ。 こちらから見ると左の音が高くて右の音が低いのが一寸変な感じがする。 高音が足りなくて低い方に写したりする。 vn で簡単なところが意外に難しそうで, 又逆に vn で難しいところが案外簡単そうだったりする。 打間違いが多少あり。 やっぱり vn の方がいいと思う。

赤毛のアン。 harp 登場。 マイク使用。 マイクを使っても声量不足。 まあこんなものか。

Organist と合唱団入場。

クリスマスメドレー:
賛美歌 115 番 「ああベツレヘムよ」
「赤鼻のトナカイ」
「ママがサンタにキスをした」
「もみの木」
「オー・ホーリーナイト」

メドレーと言っているが, 曲が切れ目なく演奏されるだけ。 「ああベツレヘムよ」 は FEBC で以前初めて聴いて気に入った曲である。 Sat, 13th Dec, 2003 の陶李さんの個展の際にも歌われた。

最後に 「きよしこの夜」 (賛美歌 109 番) が二番まで歌われ, 最後にみんなで一番を歌いましょうと言って皆で斉唱。 尚, 歌が続く中, オケが退場。 観客も帰るように促され, org と合唱団のヴォカリーズ (?) の中退出。

全体として入門者向き? 私のような好事家には一寸物足りなかった。 チャイコフスキーが一番良かったと思うのだが, 一般受けしてなかったなぁ。 とにかく今年はこれで終了。


2003 年のコンサート鑑賞記録の目次
HOME